Colour Trip - Ringo Deathstarr

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 割と最近のアメリカン・シューゲバンドで、本作がデビューフルアルバム。巷ではニューゲイザー系とか呼ばれているのかな。男2女1のスリーピースで、フロントの男女は両方ボーカルをとる。この男女混声具合なんかはもろマイブラとかスロウダイブだけど、一聴して一番感じる要素はジザメリ。ただ一曲の中に色んな成分が混ざっている感じではなくて、この曲はジザメリっぽい、この曲はマイブラっぽいという曲ごとの方向性が割と明確で、トータルで数えるとジザメリっぽいのが多いという印象。もっとも、このアルバムしか聞いた事が無いので近作はまた違ったりするのかもしれませんが。

 フォロワーと言ってしまえばそれまでだけど、全体的にまろやかなメロディ(これはなんと言うか乱暴なスピード感や、あるいは急激な音程の移動や落差なんかがあまり無くて聞き疲れしにくい、というようなニュアンスです)に、ギターを中心としたサウンドの手触りも良く、特に夏場はよく聞いています。

 あと何よりも、紅一点であるアレックスの可愛さ。雑誌で言うとfudgeとか、そういう女の子が好きな野郎共は土下座するレベル。今回の記事で訴えたかった事は言うまでもなくこれ。というか、これだけです。

 尚、下の動画では何かアコギのストロークの切れ端みたいなチリついた高域が全編に亘って不愉快に鳴っていますが、実際の音源ではそんな事ないです。この動画は多分公式だと思うのだけど、せっかく良い曲なのでこういう所はちゃんとしてあげて欲しい。


Ringo Deathstarr - So High - YouTube